基礎知識
- 構造設計とは
建物の骨組みに当たる部分を設計することです。 要求される用途・形状の建物が壊れない様に、荷重はもちろん、地質、積雪、風、地震等の様々な条件から検討し、材料や部材寸法を決定します。また、建物の形がどうなるのか、どの様に作るのかを記した図面を作成します。
- 構造設計の流れ
- 計 画
- ↓
- 仮定断面
- ↓
- 実施設計
- ↓
- 確認申請
- 意匠設計とは
建物の目に見える部分(外観・内観・間取り等)を設計することです。建物を使用する目的やコンセプトに対する実用的要求はもちろんの事、美的な要求も含め、建築の形態を決定します。その業務範囲は、立地条件や周辺環境に適応する建物配置という全体的視点から、個々の部屋の構成や内部造作、装飾といった細部にまでわたります。使用材料や様々な物の配置、間取りやレイアウト等をコストを考慮しつつ決めていきます。また、実際に建物を使用する人々が満足できる様に、クライアントのニーズを汲み取り、様々な提案をしていきます。
- 意匠設計の流れ
- ヒアリング
- ↓
- 現地調査
- ↓
- 基本計画
- ↓
- 実施設計
- ↓
- 確認申請
- ↓
- 工事監理
- 耐震診断とは
既存の建築物が、現行の耐震基準において耐震性を満足するか確認することです。診断を受ける事で、地震に対する被害の可能性の大小が判明します。
- 耐震診断の流れ
- 予備調査
- ↓
- 資料整理(図書の確認。ない場合追加調査。)
- ↓
- 現地調査
- ↓
- 耐震診断計算
- ↓
- 報告書作成
- ↓
- 耐震補強設計(必要な場合)
- 工事監理とは
施工が設計図面通りに行われているか、法的事項が守られているか等をチェックします。